私のつま先の1cm先は : てら…こわす。~怖い話まとめちゃんねる~
怖い話まとめ☆てらこわす

私のつま先の1cm先は


高校のとき、市内で当時まだ行ったことない港湾地域を自転車で散策した。
夕方も過ぎ、日もそろそろ落ちようというところ

港湾地区の一つ一つの道の直線距離は長いのだが、
両脇を5mほどのコンクリの壁に挟まれ、入り組んだ経路になっている  
適当に奥へ奥へ行くほどに自分の位置が分からなくなった
自分の向いている方角も分からなくなった
初めはそれが楽しくもあったのだが・・・

街灯がないので周りがみるみる闇に囲まれてきた
知覚できるものが海風の音だけになった
「早く帰らねば!」
少し焦った私は半ばやけになって、真っ暗闇のなかで方角不明なので
帰りの道筋もわからないまま、自転車を立ちこぎし、猛スピードで走り始めた

どのくらいシャカリキにこぎ続けたろうか・・・
まったくどこを走っているのか分からない
次第に足が疲労で引きつってくる 
「もう限界だ・・・ハァハァ」
力いっぱい急ブレーキを掛け、その場で倒れるように自転車から降りた
自分の呼吸と激しい鼓動から回復しようとその場にへたりこんだ
あたり一面真っ暗

やがて、ひたひたと優しい音がするのに気付いた
私は足元を見ていた 動機が次第に収まり、闇にも目が慣れてきた
私は私の足元が時折キラキラ光ることに気が付いた

なんと、私のつま先の1cm先は海面であった
港の突出したその端に来ていたのだ。

守護霊というものなのだろうか、感謝の先もわからなかったが、感謝した



【引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?part17】

関連記事

~おすすめサイトの新着記事一覧~

この記事へのコメント

  1. 怖い名無しさん 2014年05月24日 13:54:50

    不気味だね
  2. 名無しさん・・・・怖い 2014年05月24日 16:45:50

    そんな真っ暗闇の中をライト無しの自転車で猛スピード出すなんて馬鹿だね?
  3. チーム大谷 2017年08月14日 02:15:21

    守護霊って事で良いだろ


お知らせ
最新記事
怖い話ランダムピックアップ

カテゴリ
タグ一覧
今週の人気記事ランキング
ブログパーツ
最新コメント
スポンサードリンク
サイト内検索
サイト内記事(ランダム)
Special Thanks
おすすめリンク集
逆アクセスランキング
月別アーカイブ
スポンサードリンク